BEAMS別注モデル TIMEX CAMPER STAINLESS STEELをレビュー
2022/9/24
2022/12/20
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TIMEX CAMPERのBEAMS別注モデル『TIMEX × BEAMS CAMPER STAINLESS STEEL(タイメックス × ビームス キャンパーステンレススチール)』をレビューします。
【注意】
この記事ではBEAMS別注TIMEX CAMPERのステンレススチールモデルをレビューしています。現在販売されているのはゴールドカラーモデル&コッパーカラーモデルです。
色が違うだけで他の仕様はほぼ同じと思いますので、この記事はご参考までにお読みください。
<この記事の目次>
購入の経緯など
以前の記事『15年以上前に買ったTIMEXクラシックデジタルをいまだに使っているのでレビュー』にも書いたとおり、私はTIMEX CLASSIC DIGITALを長いこと愛用しています。
デジタル式はぱっと見で正確な時刻がすぐわかるので便利なのですが、どうしてもカジュアルになってしまいがちなのが「たまにきず」。
たとえばTシャツにジャケット羽織った服装や、冬場のニットやコートで少し大人っぽい服装にしたいときなど「なんか雰囲気が違うなー・・・」みたいな。
なのでアナログ式腕時計でええやつないかな??とずっと探していました。
ちなみに私が求める条件は下記3点。
- シンプルで飽きの来ないデザインであること
- スタイリッシュすぎず、どこか野暮ったさもしくはかわいらしさなどがあるもの
- ゴツすぎないこと(大きすぎない・分厚すぎない)
そんなときに偶然インターネットでBEAMS別注のTIMEX CAMPER STAINLESS STEELを見つけたのです。
これなら上記の条件も満たしてるし何よりカッコいい。
というわけで購入しました。
TIMEX × BEAMS CAMPER STAINLESS STEEL のどこが気に入ったのか?
とにかくこのシンプルで無骨なデザインがめちゃくちゃカッコいいと思いました。
他メーカーの腕時計もいろいろ見たのですが『スタイリッシュすぎる・小綺麗すぎる・大人っぽすぎる』などの理由でどうしてもしっくり来なかったのです。
CAMPER STAINLESS STEELはシンプルでカッコいいのにどこか野暮ったさというか無骨さがあって、その点が他にはない魅力を感じます。
たとえば北欧系超シンプルスタイリッシュな腕時計とかも工業製品としてはすごく美しいと思うのですが・・・私はむしろこのこの無骨さが気に入りました。(見ようによってはほんのりダサくすら感じる絶妙な感じがよい)
通常モデルのTIMEX CAMPERを買わなかった理由
CAMPERの通常モデルもめちゃくちゃいいと思います。
シンプルなデザイン、そして機能面も軽くて丈夫なので実用的。
以前検討したことはあるのですが、どうしてもミリタリーテイストが強い感じがすること、カジュアル寄りデザインだったので購入を思いとどまっていました。
(だからと言っていきなり別注モデル買うのは邪道だっ!という指摘はどうかご勘弁を・・・w)
BEAMS別注モデルと通常モデルとの違い
大きな違いはケースとベルトがステンレススチールであることですね。文字盤以外はすべてステンレスなので統一感があります。
ベルトは3連のコマブレスが採用されており、裏蓋にTIMEXとBEAMSのロゴの刻印。
通常モデルとの違いはこのあたりデザイン面のみで、機能面は通常モデルと同じだと思います。
TIMEX × BEAMS CAMPER STAINLESS STEEL の仕様
駆動方式:クォーツ
ケース径:約36mm
ケースの厚み:約10mm
ラグ幅:約18mm
風防:アクリル
ケース・ベルト:ステンレススチール
ダイアルカラー:ブラック
デザインについて
それではデザインの詳細を見ていきましょう。
文字盤
文字盤デザインは通常モデルと同じです。
シンプルな時計と比較すると、13時以降の表示があるので文字盤がほんの少しだけごちゃついた印象にはなっています。でもこれがミリタリーテイストなデザインの雰囲気を醸し出していてカッコいいと思います。
風防
風防とは文字盤を覆っている透明カバーのことです。
こちらもTIMEX CAMPER通常モデルと同様のアクリル製になっています。
素材の特性上、傷はけっこうつきやすいと思いますが気にせず使いましょう。傷も味のひとつです。ちなみにアクリル製風防は磨けば傷を綺麗にすることもできるようです。
それから風防の形状はドーム型になっています。
現代の風防デザインはフラットなタイプが主流なのに対し、ドーム型は1940~1950年代に全盛期だったようで、アンティークな雰囲気があります。機能面においても、ドーム型は厚みを持たせて強度アップを実現しているようです。
ケース&裏蓋
ケースはベルトと同じステンレススチール製です。ベルトと同じ素材だと統一感が出ますね。
通常モデルのケースはレジン(樹脂)製なので、別注モデルのほうが高級感はあります。(もちろんレジンのほうがさらにミリタリーテイストが強くてそれはそれで魅力があるのですが)
裏蓋には『TIMEX × BEAMS』の刻印が入っています。
別注表記が裏蓋だけなのもいいですね。文字盤とかにBEAMS表記があるとオリジナルのデザインが変わってしまうので、ここは目立たない箇所にさりげなくでいい感じ。
リューズ
リューズとは時計の時間調整を行うゼンマイ部分のことです。
TIMEX CAMPERのリューズはこのデカめデザインが絶妙に野暮ったくてめっちゃいいですね。ミリタリー感を醸し出しています。
もちろん機能面でもサイズが大きいほうが操作しやすく実用的だと思います。
ベルト
別注モデルの大きな特徴であるステンレスベルト。ケースと同じ素材です。
通常モデルがナイロン製ベルトなのでここはかなり印象が変わりますね。
3連のコマブレスが採用されており、わりとベーシックなデザインかと思います。
シンプルではあるものの、たとえば同じステンレスベルトでもクラシックデジタルのエクスパンションバンドと比較するとほんの少しだけ装飾性が高い印象です。
なので着用してみると、クラシックデジタルより腕元に存在感がある気がしました。
それからベルトのロック部分にもTIMEXの刻印。さりげないですがカッコいいです。
機能について
続いて機能についてです。
24時間表示
文字盤の1~12時の表示の内側に、13~24時の表記が入ってます。
これが24時間表示機能というわけですね。
実際にどの程度役立つのか怪しい(短針で隠れたりするし)ですが、「あれ?午後9時って20時だっけ21時だっけ??」という場面では役立つかもしれません。
むしろ機能面よりデザイン的にカッコいい点でメリットがある気がします。
蓄光
『長針短針秒針・数字を指している三角形』には蓄光塗料が用いられていて、暗闇で光るようになっています。
実用性としてはそこまで明るく光りませんので、ほんのり光っているのがわかる程度です。
防水
3気圧防水です。
汗、小雨、軽い洗顔など少量の水滴に耐えられる程度の防水機能です。
スポーツウォッチではないですし、街での普段使いであれば十分ですね。
よかったところと気になったところ
よかったところ
デザインがカッコいい
とにかくこれに尽きます。皆様の購入動機もほとんどこれではないでしょうか?カッコいいんですよ!!!!!!だから買いました!!!!!!!以上!!!!!!
カジュアルでもスーツでも使用可能
ステンレスケース&ベルトのおかげで、一応スーツでも合わせることもできると思います。
すごく高級には見えないですが、そこまでチープな感じはしません。
人とかぶらない
別注モデル(数量も限定)は他につけている人は少ないと思います。
ファッション通の人やTIMEX好きの人には「え?何それ??」みたいに興味を持たれるかもしれません。
裏蓋を見ないとBEAMS別注だとわからない
BEAMSのロゴ表記が裏蓋だけに入っているのがいいですね。
文字盤とかに入ってるとオリジナルのデザインが変わってしまうので目立たないところにさりげなく、なのがポイント高いです。
傷もいい感じの味になりそう
デザイン的に、ほんのり無骨さ・野暮ったさがあるので、使っていくうちに傷がついてもいい感じの雰囲気になるのではないでしょうか。
気になったところ
ベルト調整が面倒かつ微調整がきかない
ベルト調整はコマを外して、自分の手首の太さに合うまで調整する必要があります。
私はダイソーで買った工具(下記写真)でコマを外して調整しました。ただけっこう面倒ですので、専門店で依頼するほうが確実と思います。
それからベルトをロックする部分は調整できる形にはなっていません。穴が複数あって微調整できる仕様にはなっていません。
なのでコマだけの調整になりますから、着用時に細かい長さの微調整はできないです。
カレンダーはない
デザインと引き換えですからこれは仕方ないですね。本日の日付はスマホで確認できるのでそれほど不便ではないと思います。
まとめ
というわけオリジナルのよさを残しつつ、こだわるところはしっかりこだわった別注モデルになっている印象で、とても素晴らしいです。
TIMEX CLASSIC DIGITALと使い分けて愛用していきたいと思います。
ちなみに現在はステンレスシルバーではなく、ゴールドカラーモデルとコッパーカラーモデルが発売されています。