インターリンク ZOOT NATIVE をレビュー【高速&安定】
2023/1/15
2023/1/22
本記事にはプロモーションが含まれています。
インターリンクのプロバイダサービス『ZOOT NATIVE』をレビューします。
ZOOT NATIVEは、NTT東日本・西日本の「フレッツ光」に対応した高速インターネットサービスです。
実際に1年ほど利用していますが、私のインターネット環境においては速度・安定性ともに不満はなく非常に快適です。
もちろんどんな環境でも必ず高速&安定が実現されるわけではないと思いますので、最大2ヶ月の無料お試し期間に自身のネット環境での導入テストを行なっておくことをお勧めします。(無料お試し期間中にキャンセルしても違約金はありません。また、最低利用期間の拘束などもありません。)
また、ZOOT NATIVEを利用する際に必要となるDS-Lite対応ルーターについても書いています。
フレッツ光のインターネット速度が遅い、不安定などでお悩みの方はぜひお読みください。
<この記事の目次>
ネット回線の速度&安定性を改善したい!
私は一昨年までGMOとくとくBBのプロバイダ(固定IP付きのプラン)を利用していたのですが、時間帯によって速度が落ちることがあり微妙にストレスを感じていました。
その後、引っ越しによりGMOとくとくBBのプロバイダプランを『ファミリープラン → マンションプラン』に変更するとさらに速度が遅くなり・・・これはどげんかせんといかん!!!ということで新しいプロバイダに乗り換えることにした次第です。
ちなみにフレッツ光の光回線は長期継続割引があるのでそのままにして、プロバイダのみ変更しました。(固定IPについては、それまでサブ利用していたインターリンクのマイIP をメイン利用にしました。)
インターリンクとは?
株式会社インターリンクは、プロバイダやその他IT関連サービスを提供している会社です。1995年サービス開始とのことで、IT業界では老舗ですね。
やや玄人寄りユーザー(ソフトウェアエンジニアやネットワークエンジニアなど)をメインターゲットにしたサービス展開を行なってきたようで、高品質かつ利便性の高いサービスを提供している印象です。
私は『マイIP (固定IPのVPN接続サービス)』の利用をきっかけにこの会社を知ったのですが、その後、プロバイダサービスの『ZOOT NATIVE』も契約しました。
実際にサービスを利用してみた印象として、
- 提供しているサービスが高品質
- 多くのサービスで無料お試し期間(最大2ヶ月)がある
- マニュアルページ・サポートが充実している
- 申し込みから利用開始までがスピーディ
などの点で優れていると思います。
なぜ乗り換え先にこんなマニアック(失礼!)なプロバイダを選んだのか?
上記にも書きましたが、マイIP (固定IPのVPN接続サービス)を契約&利用してみた印象からインターリンクのサービスに対してわりと信頼感がありました。なのでプロバイダサービスも試してみようと思ったのです。
インターリンクのインターネット接続サービス(プロバイダサービス)には、ZOOT NEXT
と ZOOT NATIVE の2プランがあります。私は新しい通信規格である『IPv6 IPoE + DS-Lite』に対応しているZOOT NATIVEを選びました。
(※ZOOT NEXTについては、従来の通信規格でのシンプルなプロバイダサービスです。固定IPを安値で利用できる点などが特徴です。)
私が他社サービスではなくZOOT NATIVEを選んだポイントは下記です。
- 無料お試し期間が最大2ヶ月ある
- 新しい通信規格『IPv6 IPoE + DS-Lite』に対応している
- 月額料金が高すぎず安すぎずちょうどいい(月額1,100円・初期費用なし)
- 申し込み後すぐ使える(約1時間後)
- 「プロバイダはインターリンクを利用している」ってなんかツウな感じでやってみたかった(これは私だけですねw)
高速&安定性を期待できる新しい通信規格に対応していること、そして何より最大2ヶ月間お試し無料であることが大きかったです。
2ヶ月程度あれば自宅のネット環境との相性をしっかり確認できるので気軽に申し込みできました。
ちなみに『IPv6 IPoE接続 + DS-Lite』は私にとって未知の新技術導入という初の試みでしたが、特にトラブルなくうまくできました。
口コミ情報(お客様の声ページ)
参考情報として、インターリンク公式のお客様の声ページがあります。ZOOT NATIVEを実際に使ってみたユーザーの口コミがたくさん掲載されています。
https://www.interlink.or.jp/voice/service/native.html
ZOOT NATIVEで高速安定通信が期待できる理由
ZOOT NATIVEは、次世代ネットワークの『IPv6 IPoE』に加えて、『DS-Lite(Dual-Stack Lite)』という通信方式を採用しています。
これによりIPv4・IPv6の両方で「高速で安定的な通信」が期待できます。
※もちろんどんな環境でも必ず高速&安定が実現されるわけではないと思います。最大2ヶ月の無料体験期間に速度と安定性をしっかり確認されることをおすすめします。(無料体験期間中にキャンセルしても違約金はありません。また、最低利用期間の拘束もありません。)
専門用語がたくさん出てきますので、先にめちゃくちゃざっくり書くと、
ZOOT NATIVEは『新しい通信方式のIPv6 IPoE』を採用している。IPv6 IPoE方式はインターネット接続時の混雑を回避できる技術である。速度低下の原因である混雑を回避することで、高速安定通信が期待できる。
↓
さらにDS-Liteという通信方式を採用することで『従来の通信方式のIPv4 PPPoE』でもIPv6 IPoE方式と同様に混雑回避通信が可能になっている。
↓
つまり新旧どちらの通信方式でも高速安定が期待できる。
という感じです、下記にもう少し詳しく書いています。
従来の通信方式『IPv4 PPPoE』で混雑が発生している
現在のインターネットをとりまく状況として
- インターネット利用者が増加している→原因:スマホの普及
- 一人当たりの通信量が増加している→原因:動画配信など大容量通信サービスの拡大
などの影響により、『光回線からインターネットに接続する地点(網終端装置)』において混雑が発生しやすくなっています。(特に平日夜や休日などアクセスが集中する時間帯)
インターネット接続地点(網終端装置)で混雑が発生すると、光回線が本来の速度での通信を行うことができなくなります。
その結果、インターネットの通信速度がめちゃくちゃ遅くなってしまう、というわけです。
混雑は『IPv4 PPPoE』という従来のインターネット通信方式において発生しています。
IPv4 PPPoE方式では『光回線からインターネットに接続する地点(網終端装置)』でのユーザー認証が行われており、この地点でのアクセス集中が混雑発生の原因になっています。
さらにIPv4 PPPoE方式だと、フレッツ光の一部プランにおいて、下りの最大通信速度が本来1Gbpsの能力があるにも関わらず最大速度200Mbpsまでの制限がかけられているようです。(具体的には、フレッツ光ネクストハイスピードプラン)
これはPPPoE方式がもともと電話回線で使うために開発されたからだとか。せっかく高速通信が可能な光回線なのに、IPv4 PPPoE方式を利用していることにより下り200Mbpsまでしか速度を出せないプランがある、ということです。
新しい通信方式『IPv6 IPoE』は混雑を回避して通信が可能
新しいインターネット通信方式の『IPv6 IPoE』では、上記の混雑地点を回避して通信を行うことができます。(網終端装置を通らない別ネットワークで、直接インターネットに接続できる仕組みになっています。)
なので仕組み的には、『速度をアップさせる』というよりも『遅くならないようにする』というものです。
また、IPv6 IPoE方式にはフレッツ光の一部プランでの下り最大200Mbpsの速度制限もありません。なので光回線の本来の速度でインターネット利用が可能です。
(※ちなみに、IPv6には『IPoE』と『PPPoE』の2種類の方式があり、混雑回避可能&速度制限無しは『IPoE』のほうです。ZOOT NATIVEで採用されているのはもちろん『IPv6 IPoE』方式です。)
ならばIPv6 IPoE方式にて一件落着、かと思いきや問題点があり・・・IPv6通信だと、IPv4にしか対応していないサイトを閲覧することができないのです!
現状はIPv6に対応しているサイトは少なく、IPv4のみ対応しているサイト(IPv6未対応サイト)が主流です。
そこで解決策として『IPv4 over IPv6』という通信方式がとられています。
『DS-Lite』はIPv4でもIPv6と同じ環境での通信を実現する
『IPv4 over IPv6』は、IPv6のネットワークを経由してIPv4通信を行う技術です。
『DS-Lite(Dual-Stack Lite)』は、このIPv4 over IPv6の技術を利用した通信規格のひとつです。
ZOOT NATIVEのDS-Liteは、『IPv4の通信データ』をIPv6にカプセル化する(IPv4の通信データをIPv6のカプセルで包み込むイメージ)ことにより、『ルーター~NTT光回線~プロバイダ』間においてIPv6 IPoE方式と同じ環境での通信を行えます。
そしてプロバイダからインターネットに接続するタイミングでカプセル化を解除して元のIPv4に戻ります。
この仕組みにより、IPv4でもIPv6と同様に混雑を避ける通信を行いつつ、『IPv4しか対応していないサイト』を閲覧することができるのです。
ZOOT NATIVEは新旧どちらの通信方式でも「高速で安定的な通信」が期待できる
というわけで、インターリンクのZOOT NATIVEは
- インターネット接続時の混雑を回避できる新しい通信方式『IPv6 IPoE』
- 従来の通信方式であるIPv4でもIPv6と同様の通信を実現する『DS-Lite』
この2つの新しい規格を採用しており、IPv4・IPv6の両方で高速で安定的な通信を期待できるプロバイダサービスです。
もちろんIPv4とIPv6の切り替えは自動で行なってくれますので、ユーザー側はこれらの違いを気にすることなく快適にインターネットができます。
補足:『IPv4 over IPv6』の他の通信規格
『IPv4 over IPv6』にはDS-Liteの他に、『MAP-E』という通信規格もあります。
MAP-Eを使った接続サービスは他社でたくさん展開されており、現在はMAP-Eのほうがシェアが大きく主流です。
両方とも同じIPv4 over IPv6の通信規格ですので速度や安定性については同じなのですが、仕組みの違いにより機能面で少し異なります。
本題から離れてしまうので詳しく記載はしませんが、2つの機能面での違いは下記です。このあたりは用途に応じて選ぶのがいいと思います。
- (1) IPv4アドレス変更の可否
- DS-Liteはルーター再起動すれば可能、MAP-Eは変更不可。
- (2) ポート開放の可否
- DS-Liteは不可、MAP-Eは一部で可能。
【注意】ZOOT NATIVEを利用するにはDS-Lite対応のWi-Fiルーターが必要です
ZOOT NATIVEを利用するには、DS-Lite対応のWi-Fiルーターを導入する必要があります。ちなみに対応機種の一覧はここでみれます。
https://faq.interlink.or.jp/faq2/View/wcDisplayContent.aspx?id=93
Wi-Fiルーターによっては『DS-Lite対応』ではなく『Transix対応』と記載のあるものがありますが、Transix対応ルーターもZOOT NATIVEで使えます。『Transix』はDS-Lite技術で開発された通信サービスの名称、『DS-Lite』は通信規格の名称だからです。
私は5年以上前の古いWi-Fiルータを使っていたので、新しくDS-Lite対応Wi-Fiルーターに買い替えました。
新しいWi-Fiルーターはバッファロー(BUFFALO)の『WSR-1800AX4S-BK』を使っています。このWi-FiルーターはDS-Liteだけでなく、MAP-Eにも対応しています。
以前、古いWi-Fiルーターのトラブルでバッファローのサポートに問い合わせしたときに
「古くなったWi-Fiルーターは速度低下の原因になるだけでなくセキュリティ面でもリスクがあります。そろそろ買い替えしたほうがいいですよ。」
とアドバイスされていたのもあり、ちょうどいいタイミングでした。
Wi-Fiルーター以外で導入の際に必要なもの
上記にDS-Lite対応のWi-Fiルーターが必要と書きましたが、それ以外で必要なものについても記載しておきます。
- フレッツ光回線の開通
- ZOOT NATIVEはプロバイダだけのサービスですので、光回線についてはフレッツ光をNTTとあらかじめ契約している必要があります。
- フレッツ・V6オプションの契約
- フレッツ光でIPv6 IPoEでの通信を行うためのオプションサービスに申し込んでおく必要があります。これについてはZOOT NATIVEを申し込む際に一緒に申し込みできます。
申し込み後のIPv6設定について(Wi-Fiルーター&デバイス)
ZOOT NATIVE申し込み後、実際にインターネット接続するにはWi-Fiルーターの設定が必要になります。
一例としてバッファロー(BUFFALO)の設定方法のリンクを下記に貼っておきます。手順としてはそれほど難しくないと思います。
【参考ページ:IPv6オプション回線に接続する方法(Wi-Fiルーター)】
https://www.buffalo.jp/support/faq/detail/124142698.html
パソコンについては最近の製品であればはじめからすでにIPv6設定されているものが多いようです。もしIPv6通信がうまくいかない場合は、設定が正しくされているか確認しましょう。
【参考ページ:ZOOT NATIVEでIPv6の設定を確認する方法】
https://faq.interlink.or.jp/faq2/View/wcDisplayContent.aspx?id=27
スマホについてはOSのバージョンがIPv6に対応していれば、基本的には設定不要のようです。(あまりに古い機種だと未対応のケースあり)
無料お試し期間中に確認しておきたいこと
ZOOT NATIVEには最大2ヶ月のお試し無料期間があります。無料の期間中にインターネット速度や安定性をしっかりチェックしておきましょう。
様々な時間帯での接続状況、動画やオンラインゲームのような大容量データ通信の状況などなど。
それから注意点として、ZOOT NATIVEでは任意のポートを外部公開(ポート開放、転送)できないため、下記のような一部のサービスが利用できない場合があります。
もし該当しそうなサービスを利用している場合、問題なく動作するかどうか必ず確認しておきましょう。
- 一部のオンラインゲーム
- 外出先からWebカメラやNASなどへのアクセス
- リモートワーク用のVPN接続サービス
- 自宅に構築したWebサーバーの公開
実際に計測した速度
実際に計測した回線速度は下記です。
- 【測定条件など】
- 光回線のプランは『フレッツ 光ネクスト マンション・スーパーハイスピードタイプ 隼』です。
- 速度測定に利用したサイトはBNRスピードテストです
- 無線接続したノートパソコンで測定しました。
時間 | 下り | 上り |
---|---|---|
08:00 | 140 Mbps | 119 Mbps |
10:00 | 133 Mbps | 140 Mbps |
12:00 | 131 Mbps | 110 Mbps |
14:00 | 141 Mbps | 126 Mbps |
16:00 | 146 Mbps | 92 Mbps |
18:00 | 129 Mbps | 128 Mbps |
20:00 | 51 Mbps | 137 Mbps |
22:00 | 140 Mbps | 141 Mbps |
24:00 | 140 Mbps | 132 Mbps |
時間 | 下り | 上り |
---|---|---|
08:00 | 140 Mbps | 117 Mbps |
10:00 | 135 Mbps | 118 Mbps |
12:00 | 131 Mbps | 133 Mbps |
14:00 | 144 Mbps | 133 Mbps |
16:00 | 137 Mbps | 124 Mbps |
18:00 | 136 Mbps | 109 Mbps |
20:00 | 140 Mbps | 133 Mbps |
22:00 | 134 Mbps | 136 Mbps |
24:00 | 138 Mbps | 123 Mbps |
ぶっちぎりでとんでもなく爆速というわけでもありませんが、だいたいの時間で100Mbps以上の速度が出ていますのでまあ悪くない速度ではないでしょうか。(他の測定サイトの結果では200〜300Mbpsくらい出ていてもう少し速かったのですが、あえて判定厳しめの結果を掲載しました。)
実際の使用感として『Webページ閲覧』『動画視聴』『データのアップロード&ダウンロード』『ZOOM会議』などの用途においては、ほぼストレスを感じません。
それから私はFire TV Stickを使ってテレビでAmazon Prime Videoの映画をよく観ますが、快適に視聴できており、特に問題を感じたことはありません。
オンラインゲームについてはやらないのでなんとも言えないですが、測定結果の数値的にはある程度は大丈夫そうな感じだと思います。
ちなみに速度数値のだいたいの目安としては、
・Web閲覧が快適 → 10Mbps以上
・高画質動画が快適 → 30Mbps以上
・オンラインゲームが快適 → 100Mbps以上
だいたいこのあたりのようです。
実際に使ってみてよかったところ
速度&安定性がアップして快適になった
私にとってはこれがメリットとして一番大きかったです。1年ほど利用していますが不満はほぼありません。
とは言え、絶対に100%完璧というわけではありませんので、たまーーにちょっと遅いかな?と感じる瞬間があることはあります。(これはプロバイダ以外の原因もあるかもしれません。少し時間を置くとすぐに回復します。)
最大2ヶ月の無料のお試し期間がある
課金開始までに最大2ヶ月間、無料で使えます。
『最大2ヶ月』というのは、サービス開始日の翌月末日までが無料ということです。
たとえば・・・
- 4月1日に申し込んだ場合 → 5月31日まで無料
- 4月30日に申し込んだ場合 → 5月31日まで無料
になりますので、できるだけ月初に申し込んだほうが無料期間が長くなります。
課金開始日が近づくと、インターリンクからのメールでもうすぐ無料期間が終わる旨をお知らせしてくれます。また、無料期間中に退会(解約)しても違約金はありません。
(※退会はインターリンクマイメニューにログインすれば、Webですぐに手続きができます。)
さらに無料期間が終わって課金が開始してからも、最低利用期間の拘束や退会(解約)時の違約金はありません。
コスト的には高すぎず安すぎずちょうどいい
月額¥1,100で初期費用は無し。
支払方法はクレジットカード・NTT支払い・口座振替から選べます。(私はクレカで払ってます。)
他社プランには回線+プロバイダのセットでもっと安いサービスがたくさんありますが、安くても接続が不安定だったり速度が遅くなったりするものは避けたい。
なので私は速度と安定性(それと信頼性)を重視して光回線はNTTの『フレッツ光』、プロバイダはインターリンクの『ZOOT NATIVE』を利用しています。
また、インターリンクの料金形態は複雑なキャッシュバックなどわかりにくいものはなく、非常にシンプルな点もいいです。
他のプロバイダと併用できる
他プロバイダとの併用が可能ですので、用途に合わせた使い分けをしたりバックアップ回線として使うことができます。
一方のプロバイダで障害発生した場合でも、もう一方のプロバイダで接続することで、インターネット接続できない状況を回避することができます。
実際に使ってみて微妙なところ
DS-Lite対応のWi-Fiルーターが必要
手持ちのWi-FiルーターがDS-Lite未対応の場合は新しく購入しなくてはいけないので、余計なコスト&手間がかかります。(ZOOT NATIVEには、他社のようなルーターレンタルサービスはありません)
また、『IPv4 over IPv6』の規格においては、現時点ではDS-LiteよりもMAP-Eのほうが主流です。
そのためMAP-E対応ルーターのほうが豊富な種類が発売されており、一方のDS-Lite対応ルーターは対応製品の種類がちょっと少なめです。(とは言え、大手メーカーもDS-Lite対応製品を発売していますので、選択肢がなさすぎるレベルでめちゃくちゃ少ないというわけではないです)
※ZOOT NATIVEに対応している機種の一覧は下記ページでみれます。
https://faq.interlink.or.jp/faq2/View/wcDisplayContent.aspx?id=93
一部のサービスを利用できない場合がある
ZOOT NATIVEでは任意のポートを外部公開(ポート開放、転送)できないため、下記のような一部のサービスが利用できない場合があります。
もし該当しそうなサービスを利用している場合は、動作に問題がないかどうかお試し無料期間中に必ず確認しておきましょう。
- 一部のオンラインゲーム
- 外出先からWebカメラやNASなどへのアクセス
- リモートワーク用のVPN接続サービス
- 自宅に構築したWebサーバーの公開
※コストと手間がかかりますが、解決策としてZOOT NATIVEの固定IPのオプションサービスがあります。
https://www.interlink.or.jp/service/zootnative/koteiip.html
急激な大量データ通信には帯域制限がかかる可能性あり
一度に大量のデータ通信を行なった場合に、データ通信速度や転送量がコントロールされる帯域制限を受けることがあるようです。(私はまだ制限がかかったことはありません。)
帯域制限はZOOT NATIVEに限らず、他社のプロバイダサービスでもよくありますね。
ZOOT NATIVEの帯域制限については、こちらのページに詳細の記載があります。
https://faq.interlink.or.jp/faq2/View/wcDisplayContent.aspx?id=1012
まとめ
DS-Lite対応ルーターが必要というハードルはありますが、実際に私のインターネット環境では速度&安定性がかなり改善されたので、選択肢のひとつとしてオススメしたいプロバイダサービスです。
フレッツ光のインターネット速度に不満のある方は、とりあえず最大2ヶ月の無料期間がありますのでZOOT NATIVEを一度試してみてはいかがでしょうか。